ガロア群その2 [数学]
D∈Q、√DはQに属さないとき、x^2ーDの
Q上のガロア群を求めてみる。x^2ーDの
分解体はL=Q(√D)である。ガロア群φの
φ(√D)を求めてみる。
0=φ(0)=φ((√D)^2ーD)=φ((√D)^2)ーφ(D)
=φ(√D)^2ーD
だからφ(√D)はx^2ーDの根である。
したがって、φ(√D)=±√Dである。
Lの元はa+b√D,a,b∈Q と書けるので
φ(√D)=√Dであればφ(a+b√D)
=a+bφ(√D)=a+b√Dとなり、φは恒等
写像である。
φ(√D)=ー√Dであればφ(a+b√D)
=aーb√Dとなる。
よってガロア群Gf={id、φ}であり
位数2の群である。ここでidは恒等写像、
φはφ(a+b√D)=aーb√Dの写像である。
ガロア群がどのようなものか、少しだけ
分かってきたでしょうか。
Q上のガロア群を求めてみる。x^2ーDの
分解体はL=Q(√D)である。ガロア群φの
φ(√D)を求めてみる。
0=φ(0)=φ((√D)^2ーD)=φ((√D)^2)ーφ(D)
=φ(√D)^2ーD
だからφ(√D)はx^2ーDの根である。
したがって、φ(√D)=±√Dである。
Lの元はa+b√D,a,b∈Q と書けるので
φ(√D)=√Dであればφ(a+b√D)
=a+bφ(√D)=a+b√Dとなり、φは恒等
写像である。
φ(√D)=ー√Dであればφ(a+b√D)
=aーb√Dとなる。
よってガロア群Gf={id、φ}であり
位数2の群である。ここでidは恒等写像、
φはφ(a+b√D)=aーb√Dの写像である。
ガロア群がどのようなものか、少しだけ
分かってきたでしょうか。
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